短大茸の苗床

ソシャゲとか日記とか

『e-Sports』

結構前、長嶋一茂さんがプチ炎上していた。

 

e-Sportsはいいとこ将棋やチェスのようなマインドスポーツであって、スポーツではない。全身の筋肉を使うのが〜〜」とe-Sportsを否定した結果、ネット民の怒りを買ったという話である。

 

この発言の是非は置いといて、私もe-Sports呼び反対派であり、オリンピック競技化とかとんでもないと思っている。ふつうに『プロゲーム』でいいではないか。

 

e-Sports呼びを否定する人間への反論として、「e-Sportsは反射神経などをとても使うし、反復練習もスポーツ並に必要!!」という意見がまあまあの頻度で見られる。

 

シャドバの勝率を上げることと、100m走で0.1秒を縮めることを同じ“反復練習“でくくるのはどうかと思うが、そこは一旦置いておく。

 

そもそも私はプロゲーマーを凄いと思っているし尊敬もしているのだ。彼らの努力を否定する気は一切ない。

 

ではe-Sportsに何が足りないのか。それは選手の努力ではなく競技自体の『連続性』である。

 

スポーツとは同じルールのもとで皆が競い合うものだが、その”皆“には過去や未来の人間も含まれるのである。

 

決まったルールが長い年月連続するからこそ、我々はカールルイスとウサインボルトを比べることができるし、出場選手の平均タイム推移から、靴の性能やトレーニング方法の進化を感じ取れるのではないだろうか。

 

つまり、私の中でスポーツには「そのスポーツに携わった人間達の積み重ね」が必要なのだ。

 

e-Sportsに、人間の積み重ねはない。

勿論、ゲーム機自体の進化はあるが、そこにプレイヤーの進化や熟成は見られない。

 

プロゲーマーというのは、新作が出ればそれに対応する。何故なら古いゲームは廃れるからである。e-Sportsの競技としての歴史が新作が出る度にぶつ切りになってしまうのだ。

 

 

もし本当にe-Sportsを競技化したいなら、対象を最低でも数種のゲームに絞るべきである。

 

格ゲーやFPSを何十年と続けたら、一強だと思われてたキャラの弱点が発見されたりして、戦術が回っていくだろう。勿論、バランス調整は厳禁だ。それはもう新作を出したのと同じで、ただのリセットである。

 

つまり、そもそもカードプールという大前提が定期的に変わるシャドバなどのDTCGは、スポーツにするのに無理があるのだ。

 

バランス調整がなく、これから先も飽きられず積み重ねていける電子ゲーム。

 

なるほど、そう考えると確かに将棋やチェスはスポーツと言えるかもしれない。

 

オリンピックe-Sports種目は将棋ウォーズに決定。日本代表は羽生善治。よっしゃ金メダル一つ増えたな。